製造期間が僅か5~6年と短く、台数も8000台程度と言われています。
見た感じはLQ427のようにも見えます。
元々の台数が非常に少ないため、現存するランタンは極僅かです。
OEM生産のため、ベンチレーターにあるはずのコールマン社のロゴが無くツルツル。
タンクやカラーにも一切刻印がありません。
現在では入手困難なこのモデルは、生産台数が少ないのは勿論ですが
ある特徴があってとても人気があります。
先ずは、象の鼻のように大きく曲がったエアインテーク。
見たことが無い人は『なんだこれ?』と思いますよね。
そしてLQ427と類似する、タンクから飛び出しているポンプ。
ここにも大きな特徴が。
ポンプのノブがお花のようなデザインになっているんです。
この特徴的なデザインに皆やられているようです。
現存するランタンは既に100台程度とも言われるこのモデル。
見かけてら即ゲットしたいランタンです。
ただし、お値段には覚悟が必要かも・・
このモデルには前期型も有り、特徴の有るエアインテークも健在。
1920年から10年ほど生産され、その数は27000台程度と言われています。
現存する個体は後期型より有るようですが、元々の絶対数が少ない上に残っている数も少なくなっていますので、
大変入手の難しいランタンです。
この二台のランタンに巡り会うまで、かなりの時間が掛かりました。
ようやく揃った写真を撮る事が出来ました。
それぞれメンテナンスは終了しているので、近いうちに揃って点灯したいと思います。