コールマンで初めてのシングルマントルランタン。キャンプ使用を前提に作られコンパクトになりました。
部品が少しずつ違うところがあり、果たしてどれが本当の純正なのか?はたまた全て純正なのか分かりませんが、
気付いたところや特徴ををピックアップしてみました。

242

外見での大きな特徴は、ベンチレーターの笠が小さく
グローブはマイカ(雲母)グローブのストレートです。
写真は、リブロのストレートガラスグローブです。



242









タンクの給油口の高さは2種類あります。
初期の僅かな間だけ、手前の2個のように
口の取り付け位置が浅く付いています。
手前の2台が浅い給油口のタンクです。
【3台とも242ジュニアです】



242Bと比べてみました。【左 ジュニア / 右 242B】




242ジュニアの特徴はエアーステムを使わない、
特殊なバルブでポンプ頭に穴がありません。


クリック
【左242ジュニア / 右242B


フレームの、ベイルの刺さる部分に違いがあります。
また、フレームのジェネレーターが通る穴が242は小さく、
フレームを外す時にはジェネレーターを一緒に外さなければ
いけません。






そして一番の特徴であるベンチレーターは、ネジで留めるのではなく
ベンチレーターの内側にある突起を、フレーム先端の穴に差し込む様にします。




左が242ジュニアのチャックバルブです。
エアーステムのない特殊なバルブになっています。





分解することが出来るので、簡単に修理が出来ます。













こちらは242のポンプです。
皮のカップを交換しようとしたら、カップを押さえている板が
表と裏でしっかりとカシメテあり、交換作業は難航しました。
なるべくオリジナルを保ちたいので大変でした。
写真は交換済みのポンプです。











ネジを外しても、表と裏の板がしっかりとカップを
挟んだままです。ナットの下を見るとカシメテあるのがわかります。




別の242に使われていたポンプは、
カップを挟む板が少し違っていました。
この写真で、金属カシメの部分がよく分かります。
ポンプカップの皮だけを交換するのが面倒でした。

昔はこの状態で交換パーツがあったのでしょうか?












ベイルは2種類あるようです。左側の物は242系でおなじみの物です。



とても古い物で、果たしてどれがオリジナルなのか分かりません。
この頃は改良も頻繁に行われていたようで、
手元に来る242はまったく同じ物はありません。