コールマン初のアウトドア用の2-バーナー!


Coleman

プレートの状態も良く、
とても1923年代の物とは思えません。
Colemanの文字の右側に小さくModel No1とあります。



Coleman

大きさは、現行型より小さく重量があります。他に紹介しているNo2の2バーナーと大きさ・重さ共に、ほぼ同じです。


Coleman










足を出しストッパーを外して、蓋を開けるとこの状態。
重厚な五徳が現れます。


Coleman

タンクはフロント・ローディングで
起こすようにして手前に引き出すだけでOKです。
タンクを収納するため、バーナーは奧に移動しています。














Coleman →→Coleman

タンクを引き出し、本体の側面にあるレバーを引っぱるとバーナー本体が通常の位置にセットされます。





プレートを元に戻してセット完了。


Coleman

風防を広げるとこんな感じ。オーブンの上蓋になる部品が収まっていて、スライドして取り出します。



Coleman



Coleman
取り出した上蓋を広げます。また右の写真のようなパーツも残っていますが、これが何かと言うとオーブンの間仕切りです。



Coleman

オーブンの部分を組み付けて完成。


Coleman











先ほどの間仕切りは、こんな感じに着きます。
今となっては部品としても大変貴重な物となりました。


Coleman

点火前のポンピングですが、チェックバルブがありません。
どうやって圧を掛けるかというと、写真のポンプつまみの上にある
小さなネジを緩めるとタンク内と繋がります。

ポンピング後にしっかりとポンプノブを押さえておかないと、
圧力でノブが押し返されます。押さえたままネジを締め準備完了。
この小さなネジを締めると、ポンプノブを押すことも
出来なくなります。







Coleman

燃料バルブの下に見えるノブが、サブバーナーの
バルブになります。
前後に関係なく、横にすれば燃料が供給されます。
どの様な構造になっているかというと…










Coleman
Coleman

上の真鍮部品がノブの先に付いていて、向きを変えると穴が空いたり塞がったりして燃料を通過させます。


Coleman

早速点火してみましょう。
80年以上前のアイテムです、ドキドキします。











Coleman

古いランタンのように、燃料が簡単に霧状になりにくく初めのうちは安定しませんが、次第に炎は安定して頼もしい燃焼をしてくれます。

私の倍以上、この世に存在しているなんて、なんだかとても不思議な感じがします(~o~)